みなさんこんにちは!認知症の人と家族の会愛知県支部会報

2017.06.14会報

日の短さとともに
朝夕、肌寒さを感じる
ようになってきました。
それにしても最近の野菜の高騰は、家計に響きますね。
早く値段が落ち着いて欲しいですが、農家の方の被害を思うと私たちも、
もう少し我慢のしどころです。
先日男性介護者の方から、料理を覚えた
いというお話しをいただきました。
「ジェントルマンの会」でも一番困るのが料理と
いうことでしたので、男性介護者の為の料理教室を
始めようという話が進んでいます。
担当はベテランの管理栄養士さんです。
ありがたいことに、そんな話が出ると
ちゃんと適材適所でお願いできる人があり、
つくづく愛知は人材に恵まれているなあと感じます。
そんな皆さんの一人ひとりの力が積み重なって、
いろんな活動につながっているので改めて皆さんに感謝です。
早いもので、私が愛知の4代目の代表となり20年を迎えます。
当時は県内でたった1ケ所だけ、しかも2ケ月に1回、
名駅の中小企業センターで、認知症の家族交流会
があっただけでした。
しかしこの20年の歳月は大きく、随分活動も進み
支援体制も充実してきました。
前代表が体調を崩され成り行きでなった代表も
まさかこんなに長くなると思ってもいませんでしたので、
あっという間の20年にびっくりです。
ですが体は正直で、最近はさすがに疲れがたまるようになり
“年を取る”ということをジワジワ実感しています。
先日も少し無理をしていたら血圧が急激に上がって下がらなくない、
“ちょっと危ないかも・・”と心配になるほどでした。
私でもこんな風ですから、老々介護の皆さんはさぞ大変で
お疲れだろうなあと思います。交流会で、「夜中頻繁にトイレに起こされあまり寝れない」
と言われる方も多いですが、
介護者の方が倒れないようにと願うばかりです。
今年も県の基金をいただき、介護体験を聞く会や、
ケアマネさんの研修会、相談員研修などを行います。
特にケアマネさんには家族支援の大切さを知っていただけるよう、
皆さんの日々の様子を伝えたいと思っています。
ケアマネ劇団の協力も得ながら開催しますので、
ぜひ、皆さんのケアマネさんにも“こんなのあるよ”と講座をご紹介ください。
本部報にて掲載されているように、
4月27日・28日・29日と京都で国際会議
があります。その抄録募集が今月末なのですが、
愛知県支部ではそれぞれいろいろな
方たちが活動を進めているので、皆さんが
手分けして応募し、みんなで京都に行こうと準備を進めています。
全国からは同伴での参加の方も多くあると思います。
ぜひ会員の皆さまも、ご参加ご検討ください。
太田川のカフェで、毎週日曜日イベントを開催していますが、
毎回内容がとてもよく好評です。
たまに参加者が少ない日もあり“もったいない”こんなに素敵なのに・・
と思うことがありますので、ぜひ都合をつけて、カフェにリフレッシュにお出かけください。
尾之内
平成28年10月号 会報より