会報

みなさんこんにちは (2018年12月会報より)

クリスマスの賑わいに年の瀬を感じる季節となりました。
今は福島に向かう新幹線の中です。
早いもので、福島県支部での家族支援プログラムも6回目、最終回となりました。

この講座は、運営には細かなノウハウがあるので、実際に開催しながらやり方をお伝えしています。
スタッフの方の研修も含めて8回、新幹線での往復8時間、滞在5時間の日帰りも今日で終わりと思うと、とても寂しいです。
福島では来年は他の地域にも徐々に広げて行かれるということで、遠い場所にもプログラムが家族支援として普及していくこと嬉しいですね。

福島 家族支援プログラム

実はこのプログラム、介護家族の介護力アップだけでなく、会にとっても嬉しいことが一杯で、受講終了後に、家族の会の活動に関わっていただける方があったり、引き続き会員として支援していただけたり、“支援プロ受けるといいよ!!”と声かけしてくれたり・・などなど、受講された皆さんが私たちを支えてくださるのです。
今の愛知県支部の世話人さんの多くはこの講座の修了者でもあります。
ですから自然と会の活性化にもつながっていくのです。

愛知県支部の次の講座は、2月から藤田医科大学病院で始まります。
一度通して受講されたかたは対象外ですが、申し込んだけど1,2回だけしか行けなかったという方は、ぜひ再度ご受講ください。
別途要項送りますので、知り合いの方へのお声かけもよろしくお願いします。

大府市では認知症の条例を制定したことを記念して、大府駅にモニュメントを作られたそうで、21日に除幕式ですが、残念ながら福島で参加できないので、世話人さんに代理出席をお願いしました。
大府市の条例制定をきっかけに、名古屋市も条例制定の委員会が始まっていますし、愛知県は委員会で検討された条例案が12月の県議会で可決され21日から施行となっています。
国でも認知症基本法案が検討されているところです。

また認知症の人の事故に対する保険なども自治体が検討を始めており、細かな内容はそれぞれですが、すでに神戸市や大府市は導入され動き出しています。
また病気を早期発見するために健康診断に、認知症の検査を組み込む案なども出てきているところもあり、このような動きはこれから各地の自治体にも波及していくのではと思います。

警察でのサポーター養成講座

先日、東海警察署で認知症サポーター養成講座を開催してきました。
随分前から実施をお願いしていたのですが、“自分たちでするからいい”と断られ、やっと東海市を介して念願の依頼が来ました。

忘れもしない平成7年、アルツハイマーデーのリーフレットに徘徊の事が書いてあったので「警察の中で皆さんに回して読んでいただきたい」とお願いに行きました。
若い警察官は親身に話を聞いてくれたのですが、後ろの机で聞いていた上司が出てきて「徘徊するようになったら人間おしまいだ」と言われ突っぱねられ、怒って帰ってきたことがあります。
今となってはあの口惜しさが、それからの私の活動の原動力になったのかもしれませんが・・・。

打合せの際に感じたのは、運転免許の返納や事故・物盗られ妄想で警察が呼ばれる、悪徳商法に騙される、徘徊の方の保護・・・など、お世話になる機会が本当に多いだけに、日常茶飯事、認知症の方に関わった事案に対処されているので、とても認知症には詳しくなってみえるなあということです。
警察に“お世話になったことあるよ”というご家族も多いのではと思いますが、あの頃を思うと警察の方も随分頼りになる時代が来たのだなあと感じます。

お正月もいろいろと大変かと思いますが体調を崩されないよう、よいお年をお迎えください。     尾之内

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