会報

みなさんこんにちは (2019年 2月会報より)

春の足音が聞こえてくる季節となりました。
先日、忙しさにかまけてお雛様を出し忘れていたことにふと気が付きました。
まあ今更なので、気がつかなかったことにしよう・・・と思っているところです。

この気がつかないふり、いろんなところで使うと便利ですよ。
特に認知症の介護では・・。

たとえばスリッパ、認知症になると比較的軽度の段階で、トイレのスリッパも部屋のスリッパも庭のスリッパも、み~んなごっちゃになってきます。
見てしまうと「またここでそんなの履いて」「何度言ったらわかるの、これはトイレのスリッパよ」と、ついつい言ってしまい、“いちいちうるさい”とケンカになってしまう、なんてことも多々ある話です。
ちゃんと区別して欲しいと思いますが、それがもう難しくなっているのです。

これこそ“気がつかなかったふり”でまあいいっか・・とやり過ごしましょう。
トイレのスリッパを部屋で履いていても病気にはなりません。
そのうちスリッパを履くことがわからなくなりますから、まだ履けるということでもあります。

どうしても気になるようなら、この時期だけスリッパ全部撤去とかもありかなと思います。
皆さん日々神経使って介護されていると思います。
どんどん疲れがたまって負担が大きくなってきますので、気がつかなかったことにして呑気に過ごせること何か見つけてくださいね。

バブーシュのイラスト

先日、交流会で
「夫が冬になると寒いもんだから、こたつに潜って首だけ出して寝てばっかりで、毎日亀になっている。」
「あらうちも亀だわ」
「うちもよ」
と なんと亀が4,5人見えました。

結構、皆さんそんなもんなんです。
それが出来るという事は、うちでくつろげるということでもありますので、何かやるのはデイサービス、デイを2日、3日と利用すれば、うちでは寝ててもOK。
そう思えると気持ちも随分楽です。これも気がつかないふりの一つですかね・・・。

 

ところで、30年度の家族支援プログラムも終盤を迎え、毎日あっちの支援プロ、こっちの支援プロと忙しかった日々もちょっと余裕が出てきました。
今回は、終了後に新しい交流会が、名古屋市・知多市・新城市・扶桑町と4ケ所発足することになりました。
いずれも私たち家族の会が関わります。
話しやすく楽しい場になると思いますので、是非皆さまご参加ください。

 

2月17日(日)には、9月に台風で中止になった“とらの巻講演会”24日には“認知症カフェサミット”と立て続けの講演会で、事務局も世話人の皆さんも忙しくしているところです。
そしてさらに3月31日には、医学会総会の中の病気の事を考える教室として、家族の会では認知症の講演会を開催します。
場所はポートメッセ名古屋になりますが、ここでは、講演会だけでなく認知症の映画上映やフルートの演奏なども予定していますので、こちらにもぜひお出かけください。
(知ろう・学ぼう 認知症!! ~介護相談&講演会~)

 

先日、比較的重度になられたご家族のための研修会のチラシをお送りしたかと思いますが、これは会で提案したものが通り、愛知県の委託事業として無料での実施です。
3月24日(日)は1日 排泄の勉強会になります。
下の話は介護には欠かせませんので、こちらも是非ぜひご受講ください。

 

今 家族の会の世話人の方を対象にした研修会が 各地で開催されているのですが、その中で会の初期の頃から携わって会を支えてこられた、小竹さんにこれまでのご苦労をうかがいました。

小竹さん

小竹さん

「何が大変でしたか?」とお尋ねしたら、
「会に携わっていた事で、私の人生が豊かになりました」と言われ、素敵な言葉に感動でした。
先代の皆さまに支えられての今を感じ、家族の会の活動が、“介護してきてよかった”と思える支援に繋がるといいなあと思っています。   尾之内

-会報