シングル介護者

2021年4月4日(日) シングル介護者交流会

葉桜になってきた小雨の4月4日、今年度最初のシングル介護者交流会が行われました。

定刻に参加者が少なく、開始時間を少し遅らせてのスタートでしたが、服部先生、元介護家族も含めて10名で多様な内容が話されました。

身体状態の急変で今後を考えている中で状況が変わり、悩まれているお話では、予測できなかった現状に戸惑いながら、お母様との今後の過ごし方を悩まれ、判断能力の無い認知症の人の人生の決断を背負う重さを考えさせられました。

気付きから10年で認知症の進行は感じられず、むしろ対応により症状が改善されているお話では、対応での疲労の蓄積は避けられませんが、対応により認知症の人の生活が穏やかになる事の実証のように感じました。

一方で身体状態の変化への対応も続き、介護者の人生、生活面を考えながら長く介護する事は容易ではない事も考えさせられました。

長い勉強を経て再就職を間近に控えている方は、仕事が始まってからの不安もある中で、日々、お母様の世界に知り合いの協力も得ながら演技で対応、精神的な疲労が癒えないと話され、認知症の人に寄り添う事の難しさを考えさせられました。

両親同時の介護で一方に寄り添えばもう片方が上手くいかなくなる、とのお話もあり、その時の優先順位をつける難しさを考えさせられました。

寝たきりのお母様の入浴で血圧が高い時には控えた方が良い、と言われた方のお話では、身体的にはリスクがあるものの入浴で生活の質が良くなる面もある、と服部先生からお話いただきました。お風呂はさっぱりして気持ち良いですものね。

1年以上前に看取りを終えられた方は、それまでの長い介護中心の生活からの今の仕事が主の生活の中で、見送ったお母様との時間を振り返る事もあるそうです。

次回は6月6日(日)。長引くこの状況の中、無事の開催を祈るばかりです。

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