2022年12月11日(日) シングル介護者交流会

2023.02.10シングル介護者交流会 活動報告

今年最後のシングル介護者交流会は街も年末の賑わいの12月11日(日)、13名のご参加でした。

別の交流会の参加がきっかけでご参加された方、前回からご参加の方、長く在宅介護を乗り切られている方、お母様の看取りを終えられ次はお父様、思いがけず看取りを終えられた方・・・といろいろなご状況の方から話題が今回も多岐にわたり、時間が足らないくらいに感じました。看取りを終えられた方も増えましたが、同様の経験のある方からの「そうそう、私も・・・」との言葉がその時の自分を受け止めるきっかけになったりもし、頼もしい存在なのだなと改めて思う会でした。

仕事と介護の両立の中で職場の方に理解の得られない辛さ、一生懸命介護をしているのに兄弟姉妹に口出しされる憤り、主たる介護者の兄弟の介護を受け入れられない辛さ、認知症の症状への対処は慣れてきて落ち着いているがその他の身体の看護が負担に・・・と、今の悩みはそれぞれでしたが、以前に同様の悩みがあった方や別の立場の方からの話をされたりし、あっと言う間に休憩予定の時間に・・・。自身も闘病中の方のお話では、同じ病気の闘病経験のある方のお話を他の方も我が事のように聞き入りました。

自分自身が咄嗟にしてしまう暴力行為についても話されました。暴力をふるいたくてするのでは無く、その時の感情が暴力の形で出てしまうのですよね・・・。暴力はしない事にこした事はないのですが、介護者も一人の人間。そうした状況におかれているだけなのですが、世間から「暴力行為」として見られる負い目。こうした事を話せる場って大切ですよね・・・。

介護に追われ、自分自身が「あれ、私、認知症?」と思うようになった、とも話され、「それ、あるある~」との周りの声が響きました。介護者の疲れを癒す場、一息つく時間の取れない現状を考えさせられました。

兄弟姉妹等との関係性についても考えさせられました。こうした事は親族には話せない悩み。それを話す事が出来るのも交流会の良さですよね・・・。

交流会の後の恒例の忘年会は10名のご参加。用事を終えられて忘年会からのご参加の方もいらっしゃり、話題は会の続きの話や看取りを終えた自分自身の今後、などこちらも話題豊富でした。

次回のシングル介護者交流会は2月12日(日)、リモート交流会は1月7日(土) 21時~22時半(ミーティングID: 976 7321 1494・パスコード: 337048)、仕事と介護の両立の為の学習会&勉強会は1月11日(水) 18時半~20時半、講師は服部先生!

ご都合つく方はぜひご予定下さい。