『認知症あるある』は、認知症に関する生活上のトラブルやその対応の実体験を集めて掲載しています

認知症あるある

近隣など

老人会のバス遠足へ出かけた際、皆さんの足並みについていけず、他の方に手を引いていただいてようやく行けた様子。後日「今後の参加は遠慮してほしい」との旨を伝えられる。義母に話すが全く受け入れず。
回覧板などで参加申し込みをしても予定を忘れているので予定を知らせることをやめた。こうなるまでには色々あったが、最終的には知らせなければ覚えていないので問題なし。
老人会、リクリエーション会等を積極的に申し込むが、スケジュール管理できないので忘れる。カレンダーに書いてあっても、行く場所を間違える。
当日も時間の管理ができない為か、出かける時間に合わせて用意ができない。
老人会等の回覧や連絡は常に介護者(私or義父)がチェックして管理、予定を知らせる。
当日も時間に間に合うように起床、洗面をさせて、集合場所へ連れて行く。
近所の短時間の集まりには出かけられた。
物の売り買いをしていた。特に一人暮らしの人に、衣類や生活用品(私たちから見てもよくない状態のもの)を売りつけてお金をもらい、リサイクルしたと得意になっていた。買わされた人には家族が事情を伝え、お金を返した。
また、お店では、おつとめ品を買って、次の日に文句を言って返品に行ったり、新しいものに変えてもらっていた。
デイへ出かける日に荷物、部屋をチェック。お店では出入り禁止になった時もあった様子。1人で買い物に出かけないようにし、一緒に付き添い買い与える形にした。お金の管理はこちらですることにした。
スーパーや公共施設内で唾を吐く(便秘による逆流)。人前でも吐くのでびっくりされる。
便秘薬をもらい少しよくなったが、それでもまだ時々吐くので、付き添って拭きながら歩く。
白髪染めをやめた。白髪頭を近所の方に「何その頭真っ白だね」と言われて傷ついたらしく、その人の家の前を通らなくなった。
家族がなだめて終了。未だに恨み言を言う。
敬老祝賀会の記念品(通常2000円程のお菓子)の引換券を近所の人にあげてしまった
受け取った方は喜んで受け取ったようで、仕方なく諦めた。そのままその方がお菓子を2個もらって帰宅してしまった。
今年は一緒に行くよと言ってあったのに、引き換える前にまた人にあげてしまった。
昼間に街灯がついていない、切れたと組長さんに言いに行った。
組長が蛍光灯取り替え手続きにきて、家族が対応。笑い話で終了。
買い物に行くと店員に話し掛けるが、相手の人が困ってしまうような場面が多くなってきた。
コーヒー店などで座席や周辺を汚したこと(便、尿)で、店側から注意を受け謝罪ですませてもらったが、今度はビニールなどを持ってきて座るように指導を受けた。
可燃ごみを収集日以外の日に出した。
見ていた人に注意されて、ゴミ出しをしなくなった。
ゴミの分別、ゴミ出し日、ゴミ出し場所がわからなくなり、場所、曜日などを間違い苦情がきた。
ご近所一軒一軒に事情を話し、謝って回った。同居後は解決。
ゴミの分別が出来なくなった為、 分別せずゴミを出した。集積所にある他人のゴミを開けて、自宅のゴミを入れたりした。
ゴミ出し曜日はわかっている為、集積所ではなく、自宅敷地内に仮置き場を作り、いつもそこに出してもらうようにした。慣れるまでわざと重いゴミ袋を用意して、遠くの集積所まで運ぶのが大変重労働だと認識させた。
葬儀社の会員向けに、日帰り又は一泊の旅行案内を受け取っており、ふと行きたくなったらしく、「今日はこれに今から行くからデイサービスは休むように言ってくれ」と言ってきた。時間、段取り、交通手段を聞くと曖昧で、実際は申し込みもしていなかった。しかし本人は「当日言えばなんとかしてもらえる」と言い張った
確認したところ、申し込みが無くても、長い間会員である実績があったため、当日同行できるシステムだったのは事実らしい。
しかし、階段の昇降、時間厳守、説明の理解はほとんどできなくなっているので、本人に「付き添いなしでは無理だが、誰も付き添えない」と根気よく話して諦めてもらった。
その日は気晴らしにスーパーへ一緒に行き、好きな食べ物を買ったりお茶をしたりした。
もの忘れが進んだので、担当していた役職を退任するように本人に説得、了解を得た。隣人に自分で後任をお願いしに行き、先方が断ったにも関わらず、勝手に「引き受けてくれた」と勘違いし、周りの方に報告した。隣人から苦情と本人を心配する訴えがあって状況が分かった。
息子である主人がお詫びに回った。後任の方の選出まで役員の方が引き受けてくださり解決。
町内の行事で、自分自身が納得のいかないことに対して、隣人の所へ聞きに行く
隣人に認知症を患っている旨を話すと快く聞き入れてくれた。
引越しの予定もないのに他人に引越すと話し、「お世話になりました」と言ってしまう。
幻視でガードマンが付いてくるなどと言う
孫と、向かいの家の子が一緒に花火を楽しんでいる時、「花火は危ない。車に火が付いたら大事になるから止めるように」と言って花火を中止させてしまった。
向かいの家の方に、認知症が少しあって…と正直に話して、今後もよろしくと伝えたところ、ご主人が施設関係の仕事をしていらして、認知症に対して理解があり「いつでも何かあったら言ってください」と言われ励まされた。こちらは一人介護のため心強かった。

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