家族のたどる心理ステップ
認知症の介護が始まって看取り終えるまでの、家族の精神的介護負担を段階的に分けた「家族のたどる心理ステップ」があります。杉山孝博氏や松本一生氏が提唱している基準を参考に、愛知県支部で独自に検討を重ねて作成しました。
認知症の介護を主となって行っている家族なら誰もがたどるステップです。介護者は行ったり来たりしながら、年数をかけてステップを上がっていくというものです。
介護者に関わる場合は、介護者の心理状態に合わせた支援が重要になってきますので、支援者はこのステップを理解し、介護者がどのステップにあるのかを見極めることが必要です。