2023年8月 6日(日) シングル介護者交流会

雲の多い8月6日(日)、シングル介護者交流会は21名のご参加。初めてご参加の方、久しぶりにご参加の方も複数いらっしゃり、前回より更に賑やかな会となりました。服部先生は今年も恒例のアロハシャツに、今年はハンチング帽とのコーディネイトで「ビギン」風の装いでお越し下さいました。

冒頭のお話は服部先生からは「便秘」、代表からは「入院時の保証人」についての考え方が大きく変わる、と言うお話で、どちらも興味深いものでした。

気付きから2年でやっと受診叶い、認知症の診断がおりたお話では、認知症介護での診断の大切さを知りながらも、最初の受診のハードルの高さを改めて考えさせられました。介護保険の要介護認定の申請にも大きな今回の一歩は別（耳）の受診がきっかけだったそうで、思いがけない所に糸口はあるものなのですね。

介護と仕事の両立、介護と人生の両立の話題は今回もあがりました。看取り後も介護者の人生は続きます。仕事はシングルにとって大切な軸となるもの。今しか出来ない介護ではありますが、自分の生活、人生も大切にする事が家族の願うところだと言う事を見失わず乗り切りたいものですね。その為に自分の体調管理も介護に大切。時に無理をしてしまう事はどなたも経験される事ではありますが、自分自身も大切に介護の時間を過ごす大切さを考える時間となりました。

今回はストレス解消が「推し活」と言う方もいらっしゃいました。介護に大半の時間をとられてしまいがちですが、人としての自分の時間も大切にしたいものですね。

この他、認知機能の低下と思われる事が生活リズム（昼活動して夜休む）を整える事で改善される事もある、と服部先生からお話いただきました。デイサービス等で日中しっかり活動→夜休む、と生活リズムを改善する事で好転する状況もあるようです。介護者も介護を乗り切る為にも夜休むように心がけたいものですが、なかなか教科書通りにいかないものでもあります。

看取りを在宅で経験された方々お二人のお話では「そう決断するしかなかった」とどちらも言われ、「在宅だから出来た事」なども話されました。

今後の予定

ご都合つく方はぜひご予定下さい。