『認知症あるある』は、認知症に関する生活上のトラブルやその対応の実体験を集めて掲載しています

認知症あるある

不要品購入

田舎なので誰の家に行くこともお構いなし。物を欲しがり、もらってきては家に貯め込む。家族の捨てた物も拾いに行き、まだ使えるという。「他人が片づけられないから片づけてあげる」のだと言って物を集めていた。そのうちに、家に大金が置いてある人の話をたくさんの人に言いふらし、その家の人が「お金が無くなった」と言い出した。(しかしその方も物忘れがありホームに入った様子。)本人の行動がわからず部屋を調べたら、もらい物が沢山あり、部屋の汚れ方がひどかった。
家族会議後、ケアマネや支援センターとも話し合い、近所の人に状態を伝え声かけしてもらうようにした。他人に対していい人を装っていたので、次第に外出、他人の家にいくことも減った。「人から物はもらわない」と本人へ何度も言い続けて、教え込んだ。
5~9年前、母がまだ元気に歩いていた頃は、買い物に行くのも楽しみの一つでしたので(私は買い物の後は必ず、もう二度と連れてこないと思ったりもしましたが)一緒に商品を選んだりしました。毎回同じものを籠に入れたりして、そっと元の場所に戻したりすると、また違うものが増えてしまって、また返しに行くの繰り返しでした。
店員さんやお客さんに温かい声かけも頂いて、1回は行方不明になった時は、店員さんが探してくださって、親切に対応してくださって嬉しい思いもしました。
TVが地デジになる時で、今のものは使えなくなるという思いがあり、地元の電気屋さんで対応してもらい、そのお金を払わねばと何回かに分けて現金を引き出して、自宅に80万円くらい置いてあった。
お金が沢山家にあるのを見て、家で介護を続けるのは限界かなと思いました。支援プログラムを受け、他の方のお話を沢山聞き、施設入所を決めました。入所すれば全て解決すると思ったけれど、面会に行くと嫌だ嫌だで大変苦しい思いをしました。
訪問販売や電話セールスで必要のない商品を何度も購入した。着払いで届いても頼んだことを覚えていない。お金の準備もない。
電話の音量を最小限にし、留守電にして電話に出れないようにした。最初は表示を見て出てしまうこともあったが、今は出ない(出られない)。
週4日デイサービスに通うようにして、一人で家にいる時間を減らしたところ、購入はなくなった。
同じ食品を毎日買って、冷蔵庫に入らないものは外に出していた。
月に一回くらい訪問していました。自宅と、夫が転勤になった場所と、母の住むところの3か所を、犬を連れて、私は運転できない為夫が車で行き来して、ヘトヘトになった。ヘルパーさんにお願いしてチェックを入れてもらうようにしたが、うまくいきませんできた。
同じものをいくつも買ってしまう。
徐々に介護者がお金を管理できるようになった。
一人暮らしだったため、毎日自転車で大型スーパー巡りをして同じもの(ビタミン剤、化粧品、衣料品、食品など)を買ってしまい、家じゅうにしまい込んでいた。大型スーパーだったため事情を説明して対応していただくことは不可能だった。でも 当時これが母の楽しみだったのだと思う。
同居で解決
初期は独り暮らしだったため、不当販売などの事実を事後でしか知ることができなかった。
親を引き取り、同居した。
近所の商店で生もの(魚・野菜・果物など)を大量に買い込む
商店の方へ売らないように依頼した。対応に困ったら連絡をもらうようにした。
毎日買い物に行って同じものを購入
お店に相談し、売らないように依頼。しばらくして少し遠い店で買うようになり、お金を1,000円だけ財布に入れるようにはしたが、ツケで買ってくるようになり、対処するのも疲れた。家には大量に同じものがたまっていくので、人にあげるなとしている。本人は必要だと思って買ってくるので、説得は難しい。
一緒に買い物に出かけるといつも同じものを欲しがる。
靴…何回かに一度は購入。自宅の下駄箱を見ると納得して落ち着く
肉のホルモン…購入するが、調理してもあまり食べないので説得する
上着のシャツ…怒り出すので、何度かに一度は高価でないものを購入する
大量で反復する買い物。
施設に入るまで、一人暮らしをしていた頃、毎日買い物へ出かけ、野菜、果物などを大量に買い、家のいろいろな所に置いて腐らせて小バエがわいた。
度々帰省し、母がデイに行っている間に、冷蔵庫の中の賞味期限切れのものや腐敗したものを処分し、家の中を見回った。こんなに沢山あるよと言っても効果がないので買った物を処分していた。
デイの日を増やし、一人でいる時間を少なくした。買い物へ行く時間が少なくなり効果があった。
行きつけの店には、母の状況を話して買いすぎないように、「この前買ってたよ、まだ残ってるんじゃない?」と声を掛けてもらったが効果がなかった。
バーゲンのハガキが届くと店へ出向き、十数枚位の衣類を購入。中には、母の年齢には不似合いな物まであった。また、日用品も同じ種類のものが沢山あった。
店からのハガキは母の目に届く前に処分し、私が母の希望を聞き、購入して届けるようにした。後年は足腰が弱り、自分で買いものにいけなくなった為か、日用品なども私が購入する分で満足するようになった。
通販の申し込み、新聞の強引な勧誘、訪問業者との契約
介護者(娘)が定期的に通っているため、クーリングオフで対応できた。
衣類、毛染液とブラシ、顔そりの剃刀、化粧品、タオル類、靴、鞄、枕カバー、ブラシ、鍋、等、多種多様な物を大量に買い込んでいた。
介護者が家事全てを担当し、買い込みを減らした。
駐車場の賃貸契約を勝手にしてしまった。電話販売の下水掃除を勝手に依頼した。
業者への勝手な注文は断った
長年友人だと思われていた人が、実は健康食品、家電、寝具、未公開株を売りつけていた人だった。
詐欺師まがいの相手だったので、交渉は諦め、着信拒否すると相手にバレるので、その人からの電話はならないように設定した。
デイサービスを増やし在宅時間を短くした。最終的に3年間で700万円ほど消えていた。
金銭管理を家族がして、現金の引き出しは一緒に行き、家族が預かり一定額ずつ渡した。 本人にもこれが便利だったようで、泥棒扱いされることはなかった。
郵便局で通販の商品に興味を持った様で、連日似た商品を発注して押入れにしまい込み、押し入れの中で腐敗していた。
郵便局は近所の局を利用していたので、本人が振り込みに来たら家族に連絡をもらうように局員へ依頼した

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