『認知症あるある』は、認知症に関する生活上のトラブルやその対応の実体験を集めて掲載しています

認知症あるある

認知症お役立ち情報

電話相談

認知症や認知症介護に関する電話相談を、認知症の人と家族の会愛知県支部が行っています(愛知県委託事業)。どなたでもどこからでもご利用いただける電話相談です。一人で悩む前に気軽にご相談ください。

愛知県認知症電話相談
相談無料・月〜金曜日(祝日・年末年始除く)10時〜16時
電話番号:0562-31-19110562-31-1911

なお、愛知県以外の各都道府県の支部においても電話相談を行っています。
全国の窓口はこちらです。

認知症の電話相談
(公益社団法人認知症の人と家族の会)
電話受付:月〜金曜日(祝日・年末年始除く)10時〜15時
電話番号:0120-294-4560120-294-456

地域包括支援センターでの相談

地域包括支援センターは高齢者の健康・福祉・介護・医療の身近な相談窓口です。
名古屋市では「いきいき支援センター」という名前で開かれています。

主任ケアマネジャー・社会福祉士・保健師等の三職種が連携して相談を受けています。
「こんな簡単な(もしくは難しい)ことでも相談していいのかな…」「うまく説明できるかな…」と思っても大丈夫です。困ったことや心配なことがあれば、早めに近くの地域包括支援センターに相談してみてください。

検査や受診

かかりつけ医(普段からかかっているお医者さん)に相談するのも一つです。
かかりつけ医があなたのことを一番知っています。専門的な診察を必要とする場合は認知症専門医のいる医療機関(大学病院や認知症疾患医療センターなど)と連携を取ります。

検査結果によっては有効な治療法がある場合もありますし、医療関係者に良く知ってもらうことで、生活上の役に立つ考え方やアドバイスがもらえたり、より適切なサービスを紹介してもらえることでしょう。

介護認定やサービス利用

介護認定を受けることで、介護保険でデイサービス(通所介護)やショートステイ(短期入所生活介護)などのサービスを利用することができます。
介護認定を受けるには、介護を受ける本人が住んでいる市区町村の窓口で、本人または家族が申請をします。窓口に出向くのが難しい場合は、地域包括支援センターあるいは居宅介護支援事業者に申請を代行してもらうこともできます。

介護認定を受け、要支援1・2になった場合は地域包括支援センターが、要介護1〜5になった場合はケアマネジャーのいるケアプラン作成事業者(居宅介護支援事業者)がご本人・ご家族の希望や状況に合わせたケアプランを作成し、サービス利用開始となります。

介護保険には様々なサービスがあります。ご本人のことと合わせて、介護者がどんなことで困っているかなども遠慮せずに担当者に伝え、より適切なサービスが効果的に利用できるように相談しましょう。

つどいや交流会

認知症のご本人やご家族向けに、つどいや交流会が開催されています。同じ思いをしている人同士で集まって、介護をしたり受けたりする中での不安や悩みを話すことができます。

認知症の人と家族の会愛知県支部では、地区に分かれて交流会を開催しているほか、シングル介護者交流会(独身で親の介護をしている方)、ジェントルマンの会(男性介護者の方)などさまざまな交流会を開催しています。詳細については 認知症の人と家族の会愛知県支部WEBサイト をご覧いただくか、直接お問い合わせください(TEL:0562-33-7048 0562-33-7048)。

地域で開催しているつどいや交流会については各地域包括支援センター(いきいき支援センター)にお問い合わせください。

家族支援プログラム・講習・家族教室

認知症の人と家族の会愛知県支部では、初期から中期の認知症家族介護者のために「家族支援プログラム」を行っています。家族会の経験やノウハウが活かされた半年間(月1回)の研修講座で混乱期を抜けだし、自分なりの介護の仕方を学べるプログラムです。受講により、気軽に本音のしゃべれる介護仲間にも出会うこともできます。詳細はこちらをご覧ください。

また、それぞれの自治体でも、認知症介護について知ることができたり、仲間づくりができる講座や家族教室などが開催されています。詳しくはお住いの市町村や地域包括支援センターにお尋ねください。

認知症カフェ

認知症カフェとは、認知症のご本人やご家族、地域住民、専門職等、地域の誰もが気軽に集い、楽しく過ごして仲間づくりや情報交換をする活動拠点のことです。

予防活動を行っていたり、ご本人が活躍できるように工夫していたり、介護者がくつろげることを目指していたりと、対象や内容によって様々なタイプの認知症カフェがありますので、ぴったり合うところを探してみてください。詳しくは、各地域包括支援センター(いきいき支援センター)に問い合わせるか、愛知県認知症カフェ利用案内 をご覧ください。

その他

認知症サポーターとは、「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症について正しい知識をもった、認知症の方やご家族の応援者です。

認知症サポーター養成講座は、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小、中、高等学校の生徒など様々な方が受講しています。
受講した方には目印として、オレンジリング(ブレスレット)が配布されています。

参考文献
緑区地域包括ケア推進会議認知症専門部会「認知症ケアパス 名古屋市緑区」

あるあるカテゴリー

  • これって認知症のサインかも?